こんにちは。
突然ですが、あなたには忘れたい人はいますか。
その人にかつて恋をしたのでしょうか?
純粋な気持ちを持ってのぞんだ恋愛であればあるほど、
その恋がおわった後は忘れてしまいたいのですよね。
私にもそんな人がいるのです。
その人とは実際につきあったわけではないのだけど、ずっと心に残っている人なのです。
その人のことを忘れてしまいたい。いえ、正確には忘れていたのです。
いつも忘れていたのに…
昨夜、夢にその人が出てきたのです。
なんで、突然出てきてしまったのでしょう。
なつかしくも憎らしいはずのその人は、今、現在、関わりがあるかのように夢の中では普通に自分会話を交わしているのです。
終わってしまった恋、その人は大好きだったけれど、なんだか憎たらしい気持ちが残っている。
その人が今さら私に何の用があるのでしょうか。
もう、いい加減忘れたい。
終わった恋なのだから。
私は未来に向かって生きているのだから。
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トラウマになる思い出
好きだったその人は、これまでもたまに夢に出てくることがありました。
夢に出てきたからと言って、彼から連絡がくることもないし、彼と偶然会うといったようなこともない。
だったら、なんで夢に出てくるの!
なのに、ずっと月日が経過した今でもたまに夢に出てくるのです。
あなたにもそんな経験はありませんか。
それは、その人との思い出がトラウマになってしまっているからなのです。
誰でも心の奥にはインナーチャイルドが存在すると言われています。
インナーチャイルドは、幼かった頃の純真無垢な自分自身なのです。
大人になっても、あなたの心の奥で、幼かった頃の心を持った自分がそこにいるのです。
そして、心が傷つく度にインナーチャイルドも傷つくのです。
その傷が深ければ深いほど、心の奥にいるインナーチャイルドが、その傷を癒そうと頑張り続けるのです。
それでも、心の傷は目に見える表面的な傷と違い、非常になおりにくいのです。
ましてや時間がたてばたつほど、傷あとのように残ってしまったものは、トラウマという形でずっと残り続けてしまうのです。
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水に流しましょう
だからこそ、そのようなトラウマになっている思い出は水に流しましょう。
えっ?どうやって。。。
お風呂で体を洗うときに、粗塩で全身を洗うのです。
強くこすらなくても大丈夫。
やさしくゆっくり全身を清めましょう。
そしてゆったりした気持ちをもって、湯船につかりましょう。
そして、忘れたいあの人を思い浮かべながら「ありがとう」と心の中で唱えましょう。
憎らしいあの人にお礼を言うなんて到底できませんよね。気持ちは痛いほどわかります。
それでも、その憎い気持ちは一旦置いておいて、湯船につかっている間だけでも
その人との良かった頃の気持ちを思い出しながら、ありがとうを唱えてみるのです。
でも、こうしたからといって、トラウマが完全に消えることはないのです。
けれど、実際、私自身が思い出したくない、忘れたいあの人を思い出してしまうことが、少なくなっていっています。
粗塩は、場所を清めるだけでなく、人の体に宿ってしまった嫌な気も清めてくれます。
また、『水に流す』という言葉もあるように、嫌な思い出を水によって消してしまおうという考え方が古くから世界的に存在しています。
水は清らかで流れものというイメージが、嫌なものを洗い流してくれるはずという概念としっかり結びついているからなのかもしれません。
粗塩で洗った全身を流すのは、実際には水ではお湯だけど、効果は同じ。
洗い流すイメージが体感としてしっかりできることが大切なのです。
スピリチュアルな世界では、トラウマが強く残ってしまうとカルマになってしまうと考えられています。
トラウマがカルマとなって、後々のさらなる嫌な出来事を引き寄せない為にも、忘れたいあの人を思い出してしまった時には、全身をゆっくり浄化しましょうね。
あの人、忘れたいよ。。。だって大好きだったから。
もう今世でも、来世でも会うことはないけれど、心から『ありがとう』と勇気を持って言おう。